週末ちょっと話題になったので、調べてみました。
関係者諸君、回答です。
「丙午」(ひのえうま)
干支(えと)は本来、以下の十干と、
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥からなる十二支を
組み合わせたものをいい、60通りの組み合わせがある。
甲 こう きのえ 木の兄
乙 おつ きのと 木の弟
丙 へい ひのえ 火の兄
丁 てい ひのと 火の弟
戊 ぼ つちのえ 土の兄
己 き つちのと 土の弟
庚 こう かのえ 金の兄
辛 しん かのと 金の弟
壬 じん みずのえ 水の兄
癸 き みずのと 水の弟
この年生まれの女性は、気性が激しく、夫を尻に敷き、
夫の命を縮める(”ひのえうまの女は、男を食い殺す”)
とまで言われるみたい。
江戸時代、八百屋お七の刑死を演劇化しことによって広まった迷信。
でも、下の図を見れば明らかだけど、昭和に入っても
一部では信じられてるみたい。
ただ、先日久々の男子を出産された「紀子さま」こと、
文仁親王妃紀子さまも丙午生まれであることなどから、
1990年のご成婚以降、
丙午を理由に差別的な言動を行う風潮は影をひそめつつあるらしい。
次は、2026年。
そうは言っても、意外に気にする人が多いと思う。
ちなみに、60年で干支が一回りして、
生まれた年の干支に戻ることから、「還暦」というようになった。
還暦に赤い物が贈られる由来は、
赤ちゃんに還る(生まれた年の干支に還る)という意味と、
赤は魔除けの色とされていたためだって。